ていこむじいさんの問わず語り

じいさんの愚痴昔話自慢話その他いろいろ

ガラスの花と壊す世界

HULUで面白そうな題名だったので見ました

なんじゃこりゃ(悪い意味で)

5分で一度挫折 気を取り直して見直して10分でやっぱり挫折

いやいや最後まで見ると面白いかな と自分縛りで最後まで見るんだ 嫌でも見るんだと言い聞かせて見ました

途中からは酷いのが逆に面白くなってきましたw

 

全体の感想としては よくこんな独りよがりのつまらない話を最後まで仕上げたなぁ ということです 途中で止める人はいなかったのだろうか

 

コンピュータ用語がたくさん出てきます プログラム インストール バックアップ ウイルス アルゴリズム プロトコル どれもこれもコンピュータを知らないど素人が聞きかじって 訳も分からずに使っているとしか思えない知識の浅さを感じます

(原作はゲーム作家二人組だそうですがそれが生かされていないです)

 

最後の方でマザーというプログラム(システム?)が出てきて 人類がそれにすべてを任せて衰退していくという 今でいうAIのシンギュラリティに似た話も出てきますが とても浅い話です それを主題にするならもっと掘り下げるべきだと思いますが そんなことは無くて本当に薄っぺらな内容です

 

そしてなぜか3人の女の子(プログラムの擬人化)の仲睦まじい光景が音楽入りで数分挿入されます 何がしたいの?

声優さんは花守ゆみりさん 種田梨沙さん 佐倉綾音さんという超豪華メンバーで演技はさすがです(佐倉さんがやたらとんがっているのはちょっと気になりました リモが目を開けるだけてびっくりしすぎだろ)

それに無駄に叫びまくるのは幻滅しました セリフも稚拙だし 脚本の人は何をしているんだろう

 

場面の一つ一つが適当 内容は無くて絵だけ見せていればいいや という感じです

最後の人類?が 「でも酒は旨いよな」ってカッコよい感じで言わせたいだけだろう あの男の人がそれ以前(直前)にどんなことがあったのか描写しなくてそれを言っても全く感情移入できない 監督はこんな演出で良いのか?

 

ということで最後まで見てもやはりとてもつまらないアニメでした

原作者 監督 制作会社 だれか得することはあったのだろうか

この作品に関してその後の動きは無いようです 当然でしょうね 何故か分からないが大人の都合?世に出てしまった愚作ですから