CQ CQ だれそれ応答せよ・・・
数年前のアニメに極黒のブリュンヒルデというのがありました
超能力を持つ女の子が生存をかけて自らを生み出した悪?の組織に対抗するという物語です
内容はとても陳腐でいい加減なラノベ原作だと思っていたのですが漫画原作だったのですね(漫画ならもうちょっとがんばってほしかったなぁ)
声優さんは種田梨沙さん洲崎綾さんと関西弁キャラにM・A・Oさんという豪華メンバーなのですが最初に見たときは知らなかったのです(ドラクエ10ばかりやっていてアニメはしばらく見ていなかったもので)
あるシーンで種田梨沙さん演じるクロネコが無線機を持って呼び出すのです
おかしいですね
アマチュア無線を想定しているのだと思いますが CQというのは誰でもいいから応答してくださいという意味です
通信相手を指定するならCQは不適切です
言っていることは
誰でもいいから応答せよ 誰でもいいから応答せよ 佳奈応答せよ
無茶苦茶です
アマチュア無線を知らない人がこんなセリフを言わせたのでしょう
アマチュア無線は(意味は知らないが)やたらCQ CQというものだと思っているのでしょう
原作者が言っているのかシナリオライターが言っているのか
ツッコミどころはたくさんあります
おそらくクロネコは無線従事者免許は持っていないでしょう それに局免許も持っていないでしょう 無線機もどこからか盗んできたものでしょう
法律違反なんですがそれは物語としてはどうでも良い話 なにせ殺し合いをしているんですから
連絡をとりたい ケータイ(スマホ)持ってない おっとこんなところに無線機が
無線と言えばアマチュア無線だ CQだということになったのでしょうかw
こんないい加減な設定もラノベブームの今だから と思いきや昔からやってました
私はアニメで見ていました
残念なことに元祖の声優さんはみんなお亡くなりになってしまいました
パタリロがタマネギ部隊だったかをなぜか無線で呼び出すときに
と言ったのです
30年以上前のことです
これも言わせたのは魔夜峰央さんなのか 無知な脚本家なのか
一般の人にとってはアマチュア無線の存在はちょっと知っている なぜかCQ CQとわめいている という認識なんでしょう
仕方が無いことですね
あまり文句は言わずに ははっと笑って済ませましょう
それ以外にはCQと言わせているアニメは見たことがありません
今ではほぼ全員スマホを持っているし アニメでも連絡はスマホですることになっています
ハンター×ハンターでノブ(CV三木眞一郎さん)の作った異空間(地下室みたいな)からスマホで連絡を取るシーンがありますが スマホは基地局が無ければ機能しない
ノブの部屋にも基地局があるのかな?
スマホで圏外なので使えないというシーンはよくあるのにね
そんなツッコミをしながらアニメを見るのもちょっと楽しい